50代女性のひとみです。
糖尿病は色々な病気の元になるということはテレビでもよく言われているのでご存知のことと思います。
動脈硬化、白内障、肝機能障害など・・・。
認知症も糖尿病の方がなりやすいんですよね。
今回調べた糖尿病網膜症も糖尿病が原因で視力が落ちたり、最悪の場合失明したりする危険性があります。
糖尿病網膜症の予備軍が2000万人以上いると言われます。
甘いものが好きというわたし。
読んでくださっているあなたも甘いもの好きですか?
糖分を控えて糖尿病にならないように気をつけなくちゃですね。
糖尿病網膜症について簡単にまとめてみますね。
気になる症状があれば眼科で検査してもらいましょう。
糖尿病網膜症の原因
糖尿病網膜症は血糖が高い状態が続き網膜の血管が詰まって網膜が障害されて起こります。
なんと驚くことに、20代から60代の途中失明になる人の原因で多いのがこの糖尿病網膜症なんです。
似たような症状が現れる「高血圧網膜症」というのもあります。
高血糖に高血圧。これは本当に危険です!
糖尿病網膜症の進行
進行は極めてゆっくりで自覚症状もほとんどありません。
自覚症状が出た時はかなり病気が進行している可能性があります。
糖尿病網膜症は糖尿病を発症してから5〜6年で症状が現れることが多いとのこと。
急な視力低下、文字がかすんで見える、視野の一部が欠けて見えるなどの症状。
また、虫が飛んでいるように見える飛蚊症の症状が出たら、糖尿病網膜症がかなり進んでいる状態かも。
そのまま放っておくと、失明するかもしれません。
速やかに眼科へ行きましょう。
糖尿病網膜症の進み方
*レベル1
単純網膜症
網膜の毛細血管が脆くなり血液が網膜内に染み出てきてきます。
白斑や点状の出血が起こる。
*レベル2
前増殖網膜症
進行が進んで中期になると、白斑と点状の出血が増える。
毛細血管が詰まって網膜細胞が酸欠状態に。
*レベル3
増殖網膜症
血管が詰まったところが広がり新生血管ができる。
新生血管はもろくて切れやすいため出血し、網膜が剥がれる。
糖尿病網膜症の治療
*レーザー照射での治療
網膜の病変部にレーザーを照射し焼き固める治療。
出血や白斑を消失させて新生血管ができるのを防ぐことができます。
進行度合いにより、進行が進んでいる場合には数回にわたりレーザーを照射し治療します。
*硝子体手術
これは進行が進んで大出血を起こしたり網膜が剥がれている場合に行われます。
とても難しい手術なので限られた病院でのみ手術を受けられます。
糖尿病網膜症の予防
糖尿病網膜症は防ぐことはできないのでしょうか?
糖尿病にならないようにすることが大事。
食べ過ぎ、運動不足にならないようにしましょう。
糖尿病網膜症の初期の頃は運動や食事療法、お薬を飲むなどして進行を食い止めることができます。
日頃の生活習慣を見直すことで失明の危機を回避しましょう。
糖尿病と診断されたら、血糖コントロールをしっかりして進行しないようにすることが大事です。
また、糖尿病と診断されたら内科とともに眼科で定期的に受診しましょう。
糖尿病について
糖尿病は糖質はもちろん食べ過ぎ、運動不足も原因になります。
血液検査で血糖値が高めと診断されたら、食事や運動をするなど生活習慣を見直しましょう。
*自分の血糖値を知っておく
血液検査するとHbAIcというのがありますね。
その数字をみて見ると糖尿病予備軍なのかどうなのかがわかります。
正常範囲でも数字が5.9%に近いなら注意しましょう。
5.9%以下 :正常
6.0〜6.4% :糖尿病予備軍
6.5%以上 :糖尿病の可能性大
*糖尿病の自覚症状
- 手や足に痺れや痛みがある
- 頻尿、多尿、多汗、喉が乾く
- 皮膚のかゆみ、乾燥
*糖尿病の合併症
- 糖尿病網膜症:視力低下、視野の一部が欠けて見える
- 糖尿病神経障害:手や足のしびれ、痛み
- 糖尿病腎症:糖尿病が20年ぐらい続くと透析が必要になる
糖尿病網膜症まとめ
*糖尿病網膜症とは
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*糖尿病網膜症にならないために
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糖尿病は怖いと知っていましたが失明は恐ろしいですね。
今までの生活が180度変わってしまいます。
真っ暗闇の中でどうやって生きていけばいいのか・・・と。
突然の失明ということにならないように食生活、運動をしっかりしましょうね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。