
50代更年期女性のひとみです。
今日はお口の健康についてまとめてみたいと思います。
私は、6ヶ月に1度、歯医者さんに行ってお口をみてもらっています。
歯垢や歯石のお掃除をしてもらうと口の中がスッキリ!
虫歯と歯周病のチェックも。
歯の健康は体の健康にも繋がりますからね。
一生付き合っていく歯は大事にしたいですね。
また、更年期になるとお口の乾燥も気になりますね。
ドライマウスは口臭の原因に。
自分ではなかなか気付かない口臭。
私、口臭は大丈夫かなといつも不安になります。
なので、今はNONIOのマウススプレーをポーチに忍ばせています。
気になるときには、シュッとひと吹き。
ガムを噛んで唾液を出すのもいいですよね。
歯周病の症状
日本人の30代以上の成人の約8割が歯周病だといわれています。
すごい数ですね。
歯周病は、歯と歯ぐきとの境目にある溝(歯周ポケット)にたまった細菌の塊(デンタルプラーク)が原因で起こる慢性感染性の病気です。
歯周病の初期症状は歯ぐきが赤く腫れるくらいで自覚症状はありません。
そのまま放置しておくと歯茎から出血するようになります。
歯周病が更に進行すると、歯がぐらつくようになり、最終的には歯が抜けてしまいます。
歯が抜け落ちるなんて美容にも関係してきますよね。
こんな症状があれば歯周病かも。
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こんな症状があれば今すぐ歯医者さんへ行くことをお勧めします。
歯周病は怖い
歯周病になると、弱った粘膜表面の毛細血管に細菌が侵入し全身をかけめぐり色々な病気の原因となります。
歯周病に関係する病気
- 糖尿病
- 動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞
- 認知症
*歯周病が糖尿病になぜ関係するの?
歯茎の中で作り出される炎症性の物質が血液によって全身に運ばれ、血糖をコントロールしているインスリンの働きを妨げるからとされています。
ーそれはどういうこと?
歯周病を放置していると、悪玉ホルモンにより血糖値が上昇するんですって。
腫れた歯茎は炎症が起きており、出血します。
その状態がずっと続いている状態が「慢性炎症」。
炎症が起こると悪玉ホルモン(炎症性サイトカイン)が生じます。
悪玉ホルモンは、炎症を起こした歯茎から血管内に侵入し、インスリンの働きを阻害するという悪い働きをするんだとか。
悪玉ホルモンによってインスリンの働きを阻害され、血糖値が下がらなくなってしまいます。
結果、高血糖状態が続き糖尿病が悪化するというわけなんですね。
ー炎症性サイトカインって何?
細胞から分泌されるタンパク質であり、細胞間相互作用に関与する生理活性物質の総称です。標的細胞にシグナルを伝達し、細胞の増殖、分化、細胞死、機能発現など多様な細胞応答を引き起こすことで知られています。免疫や炎症に関係した分子が多く、各種の増殖因子や増殖抑制因子があります。また、白血球(好中球、単球、マクロファージなど)が傷害箇所に集まるための走化性サイトカインをケモカインといいます。サイトカインにはケモカインを含む炎症性サイトカインと、逆に炎症性サイトカインの産生を抑制する作用をもつ抗炎症性サイトカインがあります。
引用元:サイトカイン研究用語辞典
http://www.kenq.net/dic/110.html
歯周病の治療をすると血糖値も改善
歯周病の治療をすることで、血糖値の指数でもあるHbA1Cが0.4~0.7%低下し、糖尿病が改善することがわかっています。
2016年の糖尿病診療ガイドラインに「糖尿病患者への歯周病治療を推奨する」と書かれていました。
糖尿病が歯周病が原因ってことがあるなんて驚きです。
歯の健康は体の健康にも繋がるんですね。
*歯周病から動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞になるのはなぜ?
動脈硬化の病巣から5種類の歯周病菌が検出されたとの報告があります。
歯周病の人はそうでない人の2.8倍も脳梗塞になり易いと言われています。
歯周病菌が歯肉から血管内(血液)に侵入すると、その刺激により動脈硬化を誘導する物質が出るんだそう。
ーどういうこと?
動脈硬化が起こっている血管に歯周病菌が感染し、血管壁に炎症を起こします。
炎症が悪化すると、血管内にプラークが蓄積し動脈硬化を進行させると考えられています。
*歯周病から認知症になるのは?
認知症と歯周病の関係について
2013年に海外の研究において、アルツハイマーの患者さんの脳から歯周病の原因とされる「Pg菌」(ポルフィロモナス・ジンジバリス菌)が見つかったことから関係性があるとされています。
2019年の1月には、米ルイビル大学のヤン・ポテンパ博士らの研究チームが、慢性歯周炎の原因細菌である「Pg菌」(ポルフィロモナス・ジンジバリス菌)がアルツハイマー病患者の脳内で確認された」との研究論文を公開しました。
*オープンアクセスジャーナル「サイエンス・アドバンシーズ」参照
認知症の発症の元となるアミロイドβの脳への蓄積が50代頃から始まり70歳ごろに認知症を発症するというのが一般的だとされています。
50代女性の歯周病と健康のまとめ
歯周病、あなたは大丈夫そうですか?
私、実は40代の頃に少し歯茎から出血があったのです。
八重歯があるので、そこの部分がどうしても磨きにくくて炎症を起こしていました。
歯医者さんで定期的に歯石を取ってってもらうようになってから出血しなくなりました。
そのまま放置していたら色々な病気の原因になっていたかもしれないと思うとゾッとします。
50代の今、歯周病の予防をしっかりすることで色々な病気や認知症の発症を予防できるかもしれません。
歯周病を治すことは、脳年齢を若くし、健康寿命を延ばすことに。
今は歯周病になっていなくても、美と健康のためにも定期的に歯科に行くことをお勧めします。
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