今年の夏は暑かった!
いやいや、まだ夏ですね〜。
汗、汗、汗!本当に今年はたくさんかいてます。
それも、更年期のせいかなぁ、いつもより大量にでる顔汗もひどい(涙)
今回は汗と臭いを掘り下げてみようと思います。
汗の臭いの原因は?
汗に臭いがあるのでしょうか?
その答えは、NO!です。
汗そのものが臭いのではないのです。
汗さん、ごめんなさい。濡れ衣ですね〜。
汗は、無臭なんです。
汗の成分の99%が水、0.6%が塩分。
残りの0.4%には尿素、乳酸、アンモニアが微量に含まれています。
汗はほぼ、水なんですね。
涙はどうなの?というと、
涙の98%が水。
残りの2%はタンパク質、リン酸塩となっています。
汗も涙もほとんどが水なのでどちらも臭いはありません。
じゃぁ、なぜ汗臭くなるの?ってことですよね。
体臭の原因は皮脂と雑菌なんです!
加齢臭といわれるものは一般的に男性に多いとされていますが、
更年期の女性も油断は禁物です。
女性ホルモンが減ってくる更年期女性は、エストロゲンが減少し、汗が出やすくなるんです。そして皮脂も多く分泌されます。
汗と皮脂、アカなどが混じりあったものが、細菌によって分解されると・・・
臭いの原因となる物質が発生してしまうのです。
全身に分布するエクリン汗腺から出た汗が細菌によって、酸っぱいとか雑巾のような臭いのする嫌な汗の臭いとなります。
また、腋の下やおへそ、耳、乳輪などにあるアポクリン汗腺から出る汗は、少し粘り気があり黄色い色をしています。
このアポクリン汗腺から出た汗と細菌が作り出すのが、ワキガといわれる臭いです。
汗の匂い対策は?
- 皮膚の清潔を保つため汗をかいたらすぐに拭き取る
- 下着などは汗を吸収しやすく乾きやすいものを選ぶ
- ゆるっとした服を着て通気性をよくする
- ナイロンなど化繊のお洋服は避ける
- 脂っこい食べ物はあまり食べ過ぎない
- 汗と皮脂、細菌が混ざって嫌な匂いになるので、清潔にする
- 良い汗をかけるようにすること。運動習慣をつけ汗をかく体質を作ることも大事
あまり汗をかかない生活をしていると、汗腺が詰まってドロドロ、ネバネバとした悪い汗をかくようになります。悪い汗は臭います。
汗をかく習慣をつけるために、適度な運動をしましょう。
お風呂はシャワーだけでなく浴槽につかるのも良い汗をかくためにお勧めします。
汗の臭いまとめ
汗ってほぼ臭いはないのですね〜。
汗と雑菌、皮脂などが混じることで臭いを発するということがわかりました。
夏はぴったりとした洋服は避けて、風が通るようなゆるりとしたお洋服を選ぶと良いということでした。
私も夏は麻や綿素材のゆるゆるワンピースを着ることが多いです。
涼しくて汗をかいても吸い取ってくれるので不快感があまりありません。
ナイロン素材などの通気性の悪い素材のお洋服を着ていて、暑いのを我慢していたらあせもができてしまいました。
その経験から夏になると綿や麻素材のものを着るようになりました。
良い汗がかけるよう適度に運動もしましょうね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。