女性ホルモンが減少する更年期。知っておきたい年々減少してしまうホルモン4つ。食事・運動・睡眠でホルモンを増やす。

ホルモンが減少することでアフター更年期に体に起こることを調べてみました。

閉経後、更年期障害の不快症状は少しずつ軽くなってきます。
全くなくなるというわけではなく思い出したようにホットフラッシュが突然あらわれたり、肩こりや頭痛などまだまだ続いています。

閉経後数年すると更年期の症状が軽くなってきますが大丈夫というわけではありません。
なぜなら体は確実に年々老化しているから。

閉経後には関節痛や腰痛、肩こりや骨折などが起こりやすくなり、また脂質代謝の異常や動脈硬化、虚血性心疾患などのリスクも大きくなります。

老化に伴いホルモンが減少することで起こりやすくなることや体にどんな変化が起こるのかを今回は書いてみようと思います。

 

加齢に伴い減少するホルモン4つ

更年期と呼ばれる10年間はホルモンが減少し自律神経がうまく働かず色々な不快な症状で悩まされることがあると思います。
全く更年期症状がなく過ごせる人もいるようでとても羨ましいです。

色々な働きをするホルモン。
年齢を重ねるごとに減少していくものの中から4つを調べてみました。

 

年とともに減少するホルモン4つ。

  • エストロゲン
  • プロゲステロン
  • 成長ホルモン
  • メラトニン

 

エストロゲンの働き

エストロゲン減少した女性のイメージ

  • 肌や髪を綺麗に
  • 脂質代謝で太りにくい体に
  • 骨粗しょう症予防
  • コレステロールの増加を抑える
 *綺麗になる

エストロゲンは肌や髪を美しくしてくれる女性にとってはとても大切なホルモン

 *痩せる

脂質代謝にも大きく貢献しているので、更年期以降太りやすくなってくるという人が多いです。皮下脂肪から内臓脂肪へと変化します。

閉経したらメタボリックシンドロームになりやすくなります

食べ過ぎ、運動不足、睡眠不足この3つが太る原因。
腹7分目、30分くらい毎日コツコツ運動、質の良い睡眠をとりましょう。
この3つを実践すると内臓脂肪がつくのを予防できます。

 *体の健康を守る

骨の新陳代謝や脂質代謝にも関わります。
更年期以降に骨がもろくなる骨粗しょう症が起こるのはエストロゲンが減少するため

エストロゲンはコレステロールの増加を抑えて動脈硬化を予防する働きもします。

 

エストロゲンは増やせるの?

 エストロゲンを増やすことは難しいですが、大豆食品を摂るようにしましょう。
大豆にはエストロゲンに似た働きをするイソフラボンが含まれています

エクオールなどのサプリメントなどで補給するのもいいですね。
私は大塚製薬のエクオールを3年ほど健康と美容のお守りと思って続けています。

 

プロゲステロンの働き

プロゲステロンのイメージ

  • 太りにくい体に
  • 精神安定に
 *太りにくく綺麗になる

プロゲステロンは脂肪・セルライトの蓄積やむくみを防ぐ役割をしているホルモン。

  *精神を安定させる

不安やイライラを鎮める精神面にも関わります
更年期以降ちょっとしたことでくよくよしたり悲しくなったりするのはプロゲステロンが減少するため。

 

成長ホルモンの働き

綺麗な女性と成長ホルモンのイメージ

  • 健康的な体に
  • 肌や髪の毛を健康に
  • 集中力・気力・体力がつく

成長ホルモンは体の中で作られます。
20代から少しずつ低下し始め、30代で50%、60代になると30%しか作られなくなるとのこと。

 *健康的な体に

成長ホルモンが減少すると、体がたるんできたり、太りやすくなったりします。
筋肉の萎縮もみられるようになるので運動で筋肉をつけるように心がけたいです。

 *肌や髪の毛を健康にする

皮膚の老化や薄毛も成長ホルモンが関わります
お肌の乾燥も成長ホルモンが低下していることが原因の一つ。

 *集中力を上げる・やる気がでる

また、成長ホルモンが減少すると記憶力や集中力が低下してきます。
やる気が出ない、体力がなくなった、疲れやすいという症状も。

成長ホルモンは美しく心身ともに健康でいるために欠かせないですね。

成長ホルモンが減少すると・・・

  • LDLコレステロール増加・中性脂肪の増加
  • 心臓機能の低下
  • 内臓脂肪の増加
  • 筋肉量が低下
  • 骨が弱くなる
  • 皮膚の乾燥

 

成長ホルモンを増加させるには ・・・

  • 質の良い睡眠
  • 食事は食べ過ぎない
  • 軽い筋トレ運動

成長ホルモンはぐっすりと睡眠することで分泌します。
7時間の睡眠時間が理想です。

食事は腹7分目。大豆や鶏肉がオススメです。

運動・筋トレで成長ホルモンが分泌されます。
スクワットなど軽い筋トレなどを毎日しましょう。

 

メラトニンの働き

メラトニン 寝ている女性

  • 質の良い眠りに

睡眠ホルモンと呼ばれているメラトニンも年を重ねるごとに減少し眠りが浅くなったり、寝つきが悪くなってきます。

質の良い睡眠は老化や病気の予防効果があります。

 *質の良い眠りのために

  • 起きる時間はいつも同じにしましょう
  • 朝日を浴びましょう
  • 朝食を食べましょう
  • 昼寝は午後3時まで。20分〜30分。
  • 軽い運動をしましょう
  • 寝酒はしないこと

寝る前のストレッチなどで体をリラックスさせることで眠りにつきやすくなります。
激しい運動は逆効果です。ゆったりとゆっくり体をほぐしてあげましょう。

人によるかもしれませんが、私は部屋を真っ暗にするとよく眠れます。
空調も快適な温度に設定するといいですね。

目覚めたら朝日をしっかりと浴びて体内時計をリセットしましょう。

 

アフター更年期に起こりやすい症状

アフター更年期の女性のイメージ

更年期を過ぎると不快な症状は楽になってきますが、引き続き体調の変化に注意しましょう。

 *体に起こる変化

  • 肌の老化
  • 薄毛と白髪
  • 肥満
 *精神面に起こる変化

  • 物忘れ
  • イライラ・抗うつ
 *体に起こる痛みや病気

  • 関節の痛み
  • 粘膜の乾き
  • 膀胱炎・尿もれ
  • 便秘
  • 倦怠感
  • 高血圧
  • 動脈硬化
  • 骨粗しょう症

自覚できるものもありますが、自覚できないものもありますね。
高血圧や動脈硬化、骨粗しょう症などは病院で定期的に検査しましょう。

 

ホルモンの働きまとめ

まとめのイメージ

エストロゲン、プロゲステロン、成長ホルモン、メラトニン。
4つのホルモンの働きを見てみると、食事、運動、睡眠の3つがとても大事だということがわかりました。

更年期以降は体をいたわりながらも元気に過ごせるように運動をしたり、食事に気をつけたいですね。

腹7分目で軽い運動を毎日コツコツ続けること、質の良い睡眠がとれるように心がけることが健康で元気な毎日が過ごせるのかなと思いました。

あなたも今日からできることから始めてみませんか。

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