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紫外線はとてもお肌にとって危険です。
シミ、シワ、たるみの原因の8割は紫外線とされています。
なるべく紫外線に当たらないように、日焼け止めをしっかりつけてお肌をガードしましょう。
外出時はもちろん、家の中にいても油断は禁物ですよー。
ガラスを通すUB-Aには特に注意が必要です。
ガラスが紫外線を通さないものなら大丈夫ですが、カーテンなどでも紫外線カット機能のものがあるのでそれらを使ったりして、うっかり日焼けを防ぎましょう。
紫外線は3月頃から増え始め、10月ごろまでは肌に影響力がある紫外線がたくさん降り注いでいます。
では、紫外線からお肌を守るためにすべき事、食べ物などを調べてまとめていきますね。
シミ、シワ、たるみの原因3つ
- 紫外線
- ブルーライト
- 大気汚染
紫外線は怖い!
- UV-Bは日焼け、シミの原因
(炎症やメラニンを発生させる。メラノサイト) - UV-Aはシワ、たるみの原因
(真皮にある線維芽細胞を破損する。エラスチン・コラーゲン)
紫外線を毎日浴び続けていると、シワ、シミなどの光老化の症状が現れます。
「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」の医学誌に驚くべき写真が載せられています。
28年間トラックの運転を続けてきた男性の顔の左側だけが、ゴワゴワしたシワだらけの顔になっているものです。
皮膚の真皮の部分のエラスチンの構造変化が見られ、裨粒種(ひりゅうしゅ)が認められたという事です。
トラック運転手の写真←はこちらから見れます!
紫外線の害がどれほどすごいかということを目の当たりにし、恐ろしいと思いました。日々少しずつ蓄積されていくとお肌はボロボロになります。
室外に置いたままにしてある、プレスチック製のバケツなどに紫外線が当たってひび割れたりしていることがありますよね。それと同じことが皮膚にも怒るということですよね〜。
それを防ぐためには日焼け止めをしっかり塗って、日に焼けないように対策をしなくてはなりません。
対策としては、日焼け止めを塗って、帽子や日傘を使う。
一日中外で作業をするなどするときは、暑いけれど、UVカット機能のある長袖を着るなどしましょう。
UV-Aは冬でも夏の半分くらいの量が降り注いでいます。
夏だけでなく、冬もしっかり紫外線対策をしましょう。
ブルーライトの害!
お肌の乾燥やお肌を酸化させて老化の原因となるものに、ブルーライトというのがあります。
ブルーライトとは、スマホやパソコンなどから出ているものです。
毎日使うスマホやパソコンからでるライトでお肌が傷んでしまうのです。
ブルーライトはシミの原因になる。
ブルーライトの紫外線がUV-Bよりも肌の奥まで届き、シミの原因に。
画面の明るさを暗めに設定するなどして対策しましょう。
睡眠障害から肌荒れに。
ブルーライトはメラトニンの分泌を減少させてしまいます。
体内時計が狂い、睡眠障害が起きるとされており、睡眠不足から肌荒れなどの不調を招きます。
夜、寝る2時間前にはパソコンやスマホなどを使わないようにしましょう。
活性酸素を生成しお肌にダメージを与える。
ブルーライトが活性酸素の生成を促し、コラーゲンが減少。シワ、シミ、たるみの原因となり、お肌を老化させます。
対策としては、紫外線カット効果の高い下地やファンデーションでカバーできるようです。
大気汚染もお肌に悪い!
そして、お肌を傷めるもう一つの要因が、大気汚染です。
PM2.5や花粉などがお肌を荒らせたり、乾燥させたりします。
これはもう避けることのできない害ですね。
なるべく直接お肌につかないようにファンデーションを塗るなどで対処しましょう。
帰宅後は丁寧に洗顔すること。
「私も、花粉症なので春にはスギとヒノキの花粉の時期にはお肌の調子があまり良くないのです。家にいるときもメークは欠かせません」
日焼け止めを購入するなら
- SPFとはUV-Bを防ぐ指標(30や50などの数値で表示)
30とはサンバーン(赤みを伴う炎症)発生までの時間を30倍遅らせるということ。50は50倍です。
数値が大きいほどUV-Bをカットしてくれます。
外での活動が多い時にはSPF50を使うと良いですね。
- PAとはUV-Aを防ぐ指標(++++で表示)
+が多いほどUV-Aを防ぐ力があるということ。
日焼け防止にはPAのプラス表示がたくさんのものを選びたいですね。
紫外線からくるシミ、シワ、たるみにはビタミンCを
美肌のために積極的に摂りたい栄養素
*ビタミンC
シミの予防には、色素沈着を予防するビタミンCをしっかり食べること。
コラーゲンの合成を助けたり、傷やヤケドなどの治りも早くします。
ビタミンCには美白効果があります。
メラニンが作られるのを抑制し、肌に残ったメラニンを還元させる働きをします。
また、日焼けしにくくする作用と、日焼した肌の回復も促進します。
ビタミンCは必要以外のものは尿として排出されてしまいます。
食事の度に取り入れることが肝心です。
抗酸化作用があり美肌には欠かせません。
ビタミンCを多く含む食べ物1例
果物
- いちご
- アセロラ
- キウイ
- パパイア
- かんきつ類
- 柿
- レモン
野菜
- 赤ピーマン
- ブロッコリー
- じゃがいも
- 菜の花
- ミニトマト
- カリフラワー
- パセリ
- キャベツ
- モロヘイヤ
ビタミンCは意外と取り入れやすいと思います。
毎食に何か一つ取り入れるようにしましょう。
紫外線はシミ、シワ、たるみの原因まとめ!
紫外線からは毎日の生活の中で避けられないものです。
家の中でも知らないうちに紫外線を浴び、皮膚に浸透していきます。
そしてシミやシワ、たるみの原因に。
それらから身を守るためにはUVケアは欠かせません。
朝起きたら、UVカットの化粧品で保護しましょう。
UV-Cはもっとも危険な紫外線です。
現時点では降り注いでいないようですが、オゾン層の破壊により地上に降り注ぐとされています。
食べ物からの予防も忘れずに。
紫外線から美肌を守るための栄養素はビタミンCです!
食品から取り入れられない時はビタミンC剤などで補給するのも良いでしょう。
ビタミンCは過剰に取り過ぎても尿として排出されるので安心してとれますね。
紫外線から体を守って美肌になりましょう。