50代女性のひとみです。
これから冬になるとお肌の乾燥が気になりますね。
夏の間は程よく湿度が保たれているお肌もどんどん乾燥してきます。
わたしは、数年「美・ルル肌チェッカー」で毎日お肌の水分量を測定していますが、何もしなくても夏は水分量がしっかりと保たれています。
しかし・・・
秋になって空気が乾燥し始めるとどんどんお肌の水分量が低下しはじめます。
冬は夏と同じお肌のケアではやはり乾燥してしまうのが一目瞭然。
わたしは、基本的にあまり化粧品をベタベタ塗るのが好きではないのですが、冬になるとクリームを塗ったりして水分や油分を補うようにしています。
表面からではなく体の内側からもお肌がキレイになる食べ物はないかな?と調べてみました。
肉食女子のお肌はキレイといういのを聞いたことがありますか?
美肌にはタンパク質が欠かせないのです。
タンパク質が摂れるのはお肉だけではありません。
お魚や大豆にも含まれていますから、色々な食品から摂ることをおすすめします。
そこで、タンパク質がどうして美肌に欠かせないのか?
ということをざっくりと書いてみようと思います。
タンパク質が多く含まれる食品などもまとめたいと思いますので参考にしてくださいね。
タンパク質と美肌の関係
美肌をつくりにはタンパク質が欠かせません。
身体をつくる基本の栄養素です。
女性ホルモンをつくる原料にも必要です。
お肌の弾力を保つコラーゲンもタンパク質が不可欠。
ビタミンCや鉄分とセットで食べることも忘れずにね。
乾燥肌でお悩みのあなた、お肉や卵はしっかり食べていますか?
もしかしたらタンパク質が不足しているかもしれませんよ。
ビタミンA や亜鉛不足も関係しているかも。
あなたの身体は食べたものからできています。
偏りのない食事を心がけましょう。
では、お肌の構造をみてみましょう。
表皮
表皮はわずか0.2㎜。
表皮はケラチノサイトという細胞の薄い膜。
細菌の侵入を防いだり、お肌の水分を保持するなどとても重要な部分です。
*角層
外部からの刺激、内側からの水分蒸発を防ぎます。
*顆粒層
角層の予備軍。約28日でのターンオーバーにより角層に変化。
栄養不足や加齢によってターンオーバーが長くかかるようになると肌がくすんだりシミができやすくなってきます。
*有棘層
基底層で生まれた有棘細胞の層。
免疫に関与するランゲルハンス細胞はここにあります。
*基底層
表皮細胞を作り出すところ。
紫外線から肌を守るメラノサイトを作るのはここ。
真皮
血管から運ばれてきた栄養から美肌を作るタンパク質を合成します。
真皮はお肌のハリや弾力、皮膚の形状を維持するための大切な部分です。
*線維芽細胞
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などをつくり出す細胞。
美肌に大きく関わります。
*基底膜
コラーゲンで構成され表皮を支えています。表皮と真皮のつなぎ目の部分。
*コラーゲン
真皮の90%がコラーゲン。
網の目状に張り巡らされており、お肌のハリには欠かせません。
*エラスチン
コラーゲンをつなぎお肌の弾力をつくります。
*ヒアルロン酸
お肌の水分を保ち潤いに欠かせない成分。
食事の大切さとタンパク質の働き
タンパク質は栄養を運ぶのに必要不可欠。
タンパク質は皮膚を再生するのに欠かせない栄養素なんです。
タンパク質や栄養が不足すると血行が悪くなり、基底層の細胞に栄養が届きません。
細胞を作り出す工場とも言える基底層で新しい細胞が作ることができなくなるとターンオーバーが正常に行われないということになってしまいます。
また、毛細血管まで血液が充分に届かなくなるとお肌の栄養不足が起こります。
すると、お肌がくすむ、乾燥したりということに。
タンパク質がなければ美肌は作れないってことね。
お野菜を食べているだけではどんどん干からびてパサパサになって老化の一途です。
もちろんお野菜も食べてくださいね。
バランスのよい食事を心がけること、これがとても大事です。
ダイエットといって食べないのは体にとってもお肌にもよくありませんから、しっかりと食事は食べて運動して筋肉をつけましょう。
あと、甘いものはお肌を糖化させるのでなるべく食べないようにしましょう。
絶対に食べるなというわけではありませんよ。
タンパク質の摂り方と必要量
お肉、お魚、卵、豆類などをバランスよく摂りましょう。
色々なものにタンパク質は含まれています。
そしてビタミンやその他のミネラルなども身体には必要な栄養素です。
お肉を食べるなら赤身がおすすめ。
鶏肉のささみなどは低脂質で高タンパクですね。
ただ、注意点として、一つのものを食べるのではなく色々なものを食べるようにしましょう。
お肉の種類によって含まれている栄養素が違います。
豆類もおすすめですが、豆だけではタンパク質が不足しやすいです。
お肉の方がタンパク質の含有量が多いので摂取しやすいです。
卵もタンパク質を摂りやすいですね。
1日に必要なタンパク質量
人の体の水分を除いた7〜8割がタンパク質で構成されています。
タンパク質は身体をつくる基本の栄養素です。
1日のタンパク質摂取量:
体重1㎏あたり約1gのタンパク質が必要とされています。
これは平均値です。
厳密にいうと活動量によってタンパク質の必要量が違います。
個々の活動量によるタンパク質の必要量がわかる森永のホームページがありますから参考にされるといいと思います。
食品に含まれるタンパク質量
100g中に含まれるタンパク質量を知っておこう!
*和牛肉の場合:100g中に含まれるタンパク質量
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*豚肉の場合:100g中に含まれるタンパク質量
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* 鶏肉の場合:100g中に含まれるタンパク質量
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*卵:1個60gに含まれるタンパク質量
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100gのお肉に約20gのタンパク質が含まれています。
意外にも赤身の豚肉に含まれるタンパク質が多いことがわかりました。
ちなみに脂身の多いお肉はタンパク質量が少なくなります。
赤身のお肉を選んで食べると良いですね。
脂質を多く摂りすぎて体脂肪が増えると、困ったことにコラーゲンつくりに関わるホルモンが減少してしまいます。(汗)
脂肪分の多いお肉や揚げ物などは控える方が良いですね。
体脂肪は増やさないようにしましょう。
いつまでも若々しくみずみずしいお肌を保つために食事には気を配りたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ひとみのおすすめスキンチェッカー!
毎日計測することで肌の状態が一目でわかるのでお手入れの参考になりますよ。