50代女性のひとみです。
あなたの目はすっきり見えていますか?
前回に引き続き、目に関する話題です。
年齢とともに白内障になる可能性が高くなります。
どんな症状が出るのか、予防法などをまとめたいと思います。
今は50代なのでまだ白内障の症状とは無縁ですが、30代から白内障の病気は徐々に進んでいるとか。
症状としてで始めるのは60代くらいから。
70代、80代になると手術する人が多くなります。
全国に1000万人いるとされ、女性の方が多いとのこと。
私の母も2年前に白内障の手術をしました。
病院の送迎から通院の付き添いをした経験からどのような症状で治療が行われるのかをざっくりまとめてみますね。
白内障の原因
- 加齢
- 紫外線
オゾン層の破壊により近年地上に到達する紫外線量が増えていることも原因と言われます。
加齢については、老化現象というか。
白内障にならないような食事などで気をつけるようにすると良いですね。
糖尿病の人、ステロイド剤を使用している人がなりやすいとのこと。
白内障の症状
白内障の症状は、ものが見えにくくなってきます。
目がかすんだり、ぼやけたりして視力が落ちたのか?と最初は思うようです。
白内障には3つのタイプがあります*皮質白内障 ・眩しい *核白内障 ・近くのものが見やすくなる *後嚢下(コウノウカ)白内障 ・目のかすみ |
私の母の場合
私の母は、『目が悪くなったからメガネを作りたい』と私に言ってきました。
その時、私はすぐに病院に連れて行けばよかったのに、もう少し待ってと母を待たせてしまいました。
そして、最悪の事態が起こりました。
二人で大阪にバラ園に出かけたときのことです。
私はそんなに目が見えなくなっていることに気づいてなくて、母を後ろにして階段を降りていました。
すると、後ろでドン!と音がしたので振り返ると、母が階段を踏み外して下に倒れていたのです。(汗)
このとき、前歯が抜けて大出血。
救急車で運ばれるというアクシデントに見舞われました。
肋骨にヒビが入って、脳内出血。
3週間の入院となりました。
これは本当に猛反省。
早くに病院に連れて行けばこんなことにはならなかったと。
白内障になるとこんな感じで見えます
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目が見えにくいのは、母のように転んだりつまずいたりという事故に合うかもしれません
母は、カメラの液晶が全然見えないと言ってました。
それと、ヘッドライトがすごく眩しいとも。
このような症状が現れたら、早めに眼科へかかりましょう。
白内障の予防
紫外線をカットして白内障を予防*紫外線カットのメガネをかける |
白内障の予防はUVカットしてあるメガネやサングラスをかけたり、帽子や日傘をさすなどして紫外線が直接目に当たらないようにすると良いですね。
メガネは顔とメガネの隙間がないほうがより紫外線カット効果が高くなります。
目の横の部分までカバーされているものがおすすめ。
メガネは「UVカット」や「UV-protection」と書かれているものなら透明のものでも効果があります。黒いものより薄い色の方が瞳孔が開きません。
薄い色を選びましょう。
白内障を予防する食べ物
*ビタミン類をしっかり摂る
目に良いとされるビタミン類を毎食摂りましょう。
ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、タウリン、タンパク質は目を守るために必要な栄養素です。
なかなか難しいという人はサプリメントで補給するといいですね。
●ビタミンAレバー、うなぎ、バター、卵黄、さつまいも、かぼちゃ、にんじん等 ●ビタミンB群ビタミンB1:強化米、小麦胚芽、豚肉、のり、にんにく ビタミンB2:レバー、干し椎茸、わかめ、納豆、マイタケ ビタミンB6:大豆、豆類、レバー、サバ、にんにく ビタミンB12:サバ、イワシ、ニシン、レバー ●ビタミンC緑黄色野菜、淡色野菜、トマト、芋類、いちご、みかん、キウイ、柿 ●ビタミンEうなぎ、カツオ、マグロ、ごま、のり、ピーナッツ、小麦胚芽油、植物油 ●タウリン牡蠣、タコ、あこや貝、ブリ、秋刀魚 ●タンパク質魚、肉、レバー、チーズ、大豆、豆腐、牛乳 |
こうしてみると、レバーは色々な栄養を含んでいるので常備しておくと良いですね。
レバーの煮物を一日2、3個食べるといいかも。
コレステロールが多いので食べ過ぎは禁物ですよ。
ビタミンB群は体内に蓄えておくことができません。
毎日、少しずつ食べるようにしましょう。
白内障にならないために避けたい食べ物
過酸化脂質を含んだ食品。
過酸化脂質は目の老化や動脈硬化を進めます。
過酸化脂質とは、不飽和脂肪酸が酸化してできる物質です。
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白内障の治療
初期の白内障は進行を遅らせるだけの治療となり点眼や内服薬を使います。
タンパク質の変性を防ぐ治療。
白内障が進んだものは手術になります。
白内障の手術
眼内レンズを入れます。
手術時間はは10〜15分。
4日くらいの入院もしくは日帰りも可能です。
手術数日前
母の場合は、手術日までに内科の診断書をもらって手術ができるかどうか判断されました。
手術の数日前から、点眼で目の周りを殺菌して準備。
手術の前日はゆっくりと過ごすようにしました。
手術当日
母の手術の日は10人くらいの方が順番に白内障の手術をされていました。
白内障の手術する人多いんだな〜という印象。
手術室の前にリクライニングの椅子が置かれ、瞳孔を開く点眼をさしてもらって手術までゆっくり待機します。
手術室に入って10分程度で出てきました。
(もう終わったの?早っという感想)
病院内でしばらく安静にします。
注意事項を看護師さんから説明を受けて異常がなければ帰宅。
感染予防のために目薬を決められた時間にさすように指導されます。
手術当日はお風呂もシャワーもしてはいけません。
翌日からはお風呂は入っても良いですが、シャンプー、洗顔はしばらくできません。これは辛いですね〜。母は汗をかかない冬の2月に手術をしたのでよかったかも。
細菌が入ったり傷口が開いたりするので目はこすらないように注意です。
翌日に検査をし眼帯を外してもらえました。
夜寝るときに無意識に触るのが怖いらしく、透明の目をカバーするものをしたまま寝ていました。
3日後、1週間後と指示に従って病院に通院します。
手術後は無理のないように生活するようにとのこと。
スポーツもしばらくはできません。
白内障の手術後
1ヶ月ほど経って視力が安定してきたらメガネを作れます。
眼内レンズは、ピントの調整機能がないので老眼鏡や遠くをみるためのメガネを作る必要があるんですね。
眼内レンズは自分でどの位見えるのが良いのかを決めることができます。
遠くまで見えるように視力を合わせたい人は老眼鏡が必要になります。
近くに視力を合わせたい人は遠くを見るための眼鏡が必要ですね。
白内障の手術まとめ
白内障は加齢により誰でもなる可能性があります。
ものが見えにくくなった、かすむなどの症状が出たら眼科に行って検査してもらいましょう。
私の母のように事故にならないために早めに検査されることをおすすめします。
母と同じ日に60代で白内障の手術をされている人もいました。
私もあと3年足らずで60才。
人ごとではないなと感じました。
目の健康のために予防をしっかりしましょうね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。