日焼け止めの選び方と塗り方。紫外線はお肌を老化させる、美肌の大敵!冬にも忘れずに。

きれいなお肌 日焼け

美肌を守るために冬でも日焼け止めをつけることをおすすめします。

夏はつけているけれど、冬は省いているっていう人多いのでは無いでしょうか?

わたしも、以前はそうでした(汗)

紫外線は冬の間も降り注いでいます。

紫外線はお肌を老化させますから絶対にブロックしましょう。

 

紫外線はお肌を老化させる

紫外線のイメージ

お肌の老化は個人差はありますが年齢とともに進行しています。

更に、紫外線を浴びることでお肌の加齢速度がぐんぐん加速〜。

なんと、なんと、お肌の老化の80%が紫外線の影響によるものというデータがあります。

紫外線のイメージ

UV-A

  • 地上の紫外線の95%を占めるUV-Aはガラスも通過する怖い紫外線
  • 天候や季節に関係なく降り注いでいる
  • UV-Aを浴びると肌の真皮まで到達し、メラニン色素を酸化し肌が黒くなる
  • 肌から吸収された紫外線はDNAや細胞膜に酸化的損傷を与える
  • エラスチンやコラーゲン繊維を変成させる

紫外線のダメージ

UV-B

  • 肌を赤くしヒリヒリとするサンバーンを起こす
  • DNAを傷つけ、繰り返し傷つけられるとがんになる可能性がある
  • UV-Bは波長が短い紫外線でUV-Aよりも1000倍ほど日焼けしやすい
  • メラニン色素を作り、しみ、くすみ、肌の乾燥、ニキビの原因になる

 

一年中欠かさず日焼け止めを塗る

きれいなお肌 日焼け止め

日焼け止めを塗って効果が出るのはどのぐらいの量が必要?

たっぷり塗らないと、パッケージに載っているSPFの数値の日焼け止めの効果はありません。

薄く塗っただけなら、SPF50のものでもSPF10くらいのブロック力しか望めません。

 

パッケージに記載されているSPF値とPA値の効果がきちんと出る量はというと・・・
お肌1c㎡あたり2mg塗った時の数値でかなりたっぷりと塗った状態での効果なんです。

これって結構厚塗りです。しっかり塗りましょう。

また、汗などをかいたら効力が落ちますので、塗り直しを必ずするようにします。
そのまま塗り直さないと、残念なことに日焼けをしてしまいます。

 

日焼け止めの正しい塗り方

きれいなお肌 日焼け止め

日焼け止めは、優しく肌にのせる感覚で塗りましょう。

日焼けしやすい、頬骨、鼻、額には厚めにしっかりと塗って紫外線をカバーします。

顔だけでなく、首まで塗ることを忘れずに。

日焼け止めの塗る量は多めにたっぷりとつけないと効果が半減しちゃいます。

パッケージに書いてあるSPF値は、皮膚の1平方㎝あたりに2mgを塗った時の値です。((例)1×1㎝に塗った時の値です)

これ、思っているよりもたくさん塗らないといけないようです。

 

日焼け止めの選び方

紫外線 UVケア

クリーム、ジェル、パウダー、スプレーなど色々なタイプの商品がありますね。

その中でもお顔に使用するのは、クリームタイプか乳液タイプをチョイスしましょう。

クリームタイプのものはしっかりとお肌に密着するので日焼けしにくくなります。

乳液タイプもしっとりとしたものがおすすめです。

パウダータイプのものは、お化粧直しの時に使うと良いですね。

 

SPF値・PA値はどのくらいのものを使うのが良い?

紫外線 UVケア

SPF値とは、UV-B波をどのぐらい防御するかで表されています。

紫外線を浴びてから、肌が赤くなるまでの時間を日焼け止めを使わなかった時と比較して何倍長くできるかという数値です。

数値が高いほど防御する力が高くなります。

30なら30倍。

50ということは、50倍長くということです。

 

PA値とは、UV-A波の防御効果を表しています。

紫外線のUV-A波がお肌の真皮層まで達しエラスチンやコラーゲン線維を変性させるのを防御する指標となります。

+が多くなるほど防御する力が強くなります。

  • PA+は2〜4倍
  • PA++は4〜8倍
  • PA+++は8〜16倍
  • PA++++は16倍以上

 

どのくらいのものを選ぶといいの?

外出するときはSPF50のPA+++くらいのものを使いましょう。

家にいるときなどはSPF30のPA+++で十分です。

 

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤どちらがいい?

紫外線 日焼け止めの選び方

敏感肌の人は、紫外線散乱剤を選ぶ方が良いですね。
紫外線散乱剤は紫外線を肌の上で反射させる物質を使用しています。

紫外線吸収剤には、紫外線を吸収する化学物質が含まれています
化学物質が肌の上で化学変化を起こして紫外線の影響を少なくなるというもの。

 

紫外線吸収剤に含まれる化学物質の成分

*紫外線A波を吸収する成分として

  • パルソールA
  • メギゾリルSX etc.

*紫外線B波を吸収する成分として

  • 桂皮酸
  • オキシベンゾン  etc.

 

*紫外線散乱剤に含まれる成分名

  • 酸化チタン
  • 酸化亜鉛
  • 酸化セリウム
  • カオリン
  • タルク etc.

紫外線散乱剤の方は少し白っぽくなりやすく敬遠されがちですが、
お肌のことを考えると、紫外線散乱剤を選ぶ方が肌の負担が少なくなります。

 

日焼け止めの選び方のまとめ

きれいなお肌 紫外線

冬でも降り注いでくる紫外線はお肌の大敵です。
しわ、シミの予防に日焼け止めは欠かせませんよ。

UVケアをしっかりとして、美肌を作りましょうね。

日焼け止めは、なるべく紫外線散乱剤を選ぶ方がお肌の負担が少なくなり美肌に近づくってこと。
UV商品を購入するときに頭の片隅に置いておいて置くと良いと思います。

では、一緒に綺麗なお肌を守りましょう。