健康と美肌に!抗酸化力抜群のカロテノイド!ファイトケミカルを摂りましょう!

美肌 ファイトケミカル カロテノイド

今回はファイトケミカルのお話です。

ファイトケミカルは抗酸化作用がとても強く、健康と美肌を守るために積極的にとりたい成分です。

ファイトケミカルは、摂取量が少なくても欠乏症にはなりません。
しかし、がん、老人性認知障害、動脈硬化、心筋梗塞などの発病にも関係があるとされています。

ファイトケミカルには抗酸化作用があるものが多く、女性に嬉しい美肌の効果が期待できますよ。

色々な種類のファイトケミカルを取り入れて、歳を重ねても内側から輝くような女性に!

 

黄色〜赤色のファイトケミカル

美肌 ファイトケミカル カロテノイド

カロテノイド

カロテノイドは脂溶性の色素成分です。
油と一緒に摂ることで吸収率がよくなりますので、ドレッシング、胡麻和え、油で炒めたりするのがおすすめ。

黄色やオレンジ色、赤い色素には

  • 皮膚、粘膜細胞を正常に保つ成分
  • アンチエイジングや美肌に良い成分
  • 視覚機能によく目の健康に有効な成分
  • 免疫機能の維持に役立つ成分

カロテノイドにはアンチエイジングや皮膚粘膜など健康になる成分がたっぷりと含まれています

緑黄色野菜に多く含まれるβーカロテンなど必要に応じて体内でビタミンAに変換されるものをプロビタミンAといいます。

  • βーカロテン
  • αーカロテン
  • γーカロテン
  • βークリプトキサンチン

 

ファイトケミカル一例

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βーカロテン

ビタミンAへの変換率が最も高いとされている。
黄色い色素のファイトケミカル。

人参、かぼちゃ、赤ピーマン、ズッキーニ、小松菜、ほうれん草、小松菜、三つ葉、しそ、ケール、アボガド。パイナップル、バナナなどに含まれる。

 

αーカロテン

βーカロテンより強い抗酸化作用をもつ。
黄色い色素のファイトケミカル。

人参、かぼちゃなどに含まれる。

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γーカロテン

αーカロテンやβーカロテンよりもビタミンAへの変換率は低い。
黄色い色素のファイトケミカル。

かぼちゃ、トマト、アンズなどに含まれる。

 

βークリプトキサンチン

βーカロテンよりも抗がん作用が強いとされる。
黄色い色素のファイトケミカル。

小松菜、とうもろこし、みかんなどの柑橘類に含まれる。

 

リコペン(リコピン)

βーカロテンよりも抗酸化力が高く動脈硬化を抑制。
赤い色素のファイトケミカル。

トマト、スイカ、柿などに含まれる。

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カプサンチン

抗酸化力が強く、LDLコレステロールの酸化を防ぐ。
赤い色素のファイトケミカル。

唐辛子、赤ピーマンに含まれる。

美肌 ファイトケミカル カロテノイド

 

アスタキサンチン

抗酸化作用が強く免疫力をあげる。
赤い色素のファイトケミカル。

サケ、エビ、カニ、オキアミなどの魚介類や海藻類に含まれる。

 

フコキサンチン

抗酸化作用に加えて内臓脂肪を燃焼させるとされる。
赤褐色の色素のファイトケミカル。

ワカメ、ひじき、もずく、昆布などの海藻類に含まれる。

 

ルテイン

視力低下や目の病気や老化を防ぐ。
黄色い色素のファイトケミカル。

とうもろこし、卵黄、ほうれん草、豆類、アボガド、ケール、キウイフルーツなどに含まれる。

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ゼアキサンチン

目の老化予防。白内障や黄斑変性の予防効果が期待できる。
黄色から橙色の色素のファイトケミカル。

とうもろこし、卵黄、レバーなどに含まれる。

 

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白内障ってどんな症状?白内障になりやすい人。白内障の原因や予防方法、白内障の治療まとめ。

糖尿病網膜症はとっても怖い!自覚症状のないまま病気が進行し失明の危険も!

 

抗酸化作用って?

美肌 抗酸化作用

人は生きるために、呼吸をします。
呼吸で得た酸素を利用して栄養素を酸化分解しエネルギーに変換させます。

その時、人が生きるための活動の過程で酸素の一部が活性酸素となります

活性酸素は、体を構成する脂質やタンパク質、核酸などを傷つけ色々な病気の原因となります。

本来、体には活性酸素を除去する機能があります。
しかし、加齢とともにその機能が低下してしまうのです。

そこで、活躍するのが抗酸化作用のあるカロテノイドやポリフェノールなどのファイトケミカル

ファイトケミカルは活性酸素を除去する素晴らしい成分ということなので、積極的に体に取り入れることで健康に過ごせるというわけなんですね。

 

ファイトケミカルなどのサプリメントの選び方

美肌 ファイトケミカル サプリメント

どうしても食事からとれないというときもありますね。
そんな時にはサプリメントも上手に取り入れるといいですね。

サプリメントは基本的には医薬品ではないので、効果に即効性はありません。

サプリメントの位置はというと「食品」として扱われています
食事で補えない成分をサプリメントで摂るということ。

たくさんのサプリメントがありますが、どのようなものを選ぶと良いのか迷いますね。

 

選ぶときの基準

GMPマークを目印に健康食品を選ぶ!

原材料が安全であること。
GMP(管理基準)に基づき安全性を確保したものであること。

健康食品GMPガイドラインの3原則というものがあります。

  • 製造工程における人為的な誤りの防止
  • 製品そのものの汚染および品質低下の防止
  • 全製造工程を通じた一定の品質の確保

 

厚生労働省のホームページより

 一般的な食品というものは、有史以前から何千年もの長い間、ヒトに食べ 続けられてきた「食経験」があるので、その安全性にはある程度の信頼がお けます。

 

しかし、健康食品のほとんどは決して食経験が長いものではありま せん。ビタミンやミネラルの重要性が脚光を浴び、欧米で錠剤・カプセル状 の「栄養補助剤」が登場したのは 1980 年前後のこと。

 

その後、ビタミンや ミネラルに限らずさまざまな「機能性成分」が注目を浴び、健康食品素材と して利用されるようになってきましたが、有効性も安全性もまだ分からない ことがたくさんあります。

 

新成分に多くの期待が寄せられ、研究の積み重ねによって新しい知見が蓄 積されていく最先端科学の様子は、誰にとっても心躍るものです。

 

しかし、 健康の基本である「栄養・運動・休養」の3つの柱もまた、科学の賜物であ ることを忘れないでください。

 

ここでいう「栄養」とは、決して、特定成分 を濃縮して効率的に摂取することではありません。適量をバランスよく(多 種類の食品をまんべんなく)食べるということです。

 

もっと詳しく知りたい方は厚生労働省のホームページ
食品安全慣例のパンフレットを参考にされてくださいね。

 

美肌の味方!カロテノイドのファイトケミカルのまとめ

美肌 ファイトケミカル カロテノイド

カロテノイドは抗酸化作用が強く、活性酸素を除去し老化やがん、生活習慣病を予防します。

皮膚や粘膜を正常に保つとされ、美肌にも効果があります。
年々衰えてくる目の老化にも良い成分が入っていますね。

積極的にカロテノイドが含まれた食品を食べることをおすすめします。

お買い物では、難しく考えずに色々な色の野菜や果物がカゴの中に入っているようにすると良いですね。

いつまでも、若々しく元気で過ごすためにも食生活を見直し美肌を作りましょう。

 

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