お口の健康が体の健康へ繋がる!歯周病は放っておかないで!体を蝕む怖い「歯原性菌血症」はとっても危険!

50代女性のひとみです。

あなたの歯は健康ですか?
私は、まぁまぁってところかな。

虫歯の治療もしているし、差し歯もあるからあまり歯に自信はありません。
体の健康は口の健康からと言われますね。

健康で認知症にならずに長生きしている人は自分の歯が20本以上あるとか。
これは見逃せませんね。

長生きしても、健康でなくては自分も周りの人も幸せではありませんよね。

では、お口の健康についてちょっとお勉強したことをまとめてみようと思います。

 

体を蝕む怖い「歯原性菌血症」

なにそれ?っていう方もいるのではありませんか?
私も、歯に関して調べているときに見つけたものです。

この、菌血症というのは、血液中に細菌が入り込んだ状態
血液中に大量の細菌が侵入して起こるのが「敗血症」と呼ばれるものです。

歯原性菌血症とは、虫歯や歯肉炎など炎症を起きているところから病原菌が血管内に侵入している状態。

この歯原性菌血症は血管の老化を進めてしまう怖いものです。

病原菌が血管に侵入することでどんな病気を発症しやすくなるのかというと・・・

  • 糖尿病
  • 動脈硬化や血管の病気
  • 関節リウマチ
  • 認知症
  • がん
  • 脳梗塞
  • 細菌性心膜症
  • 心筋梗塞・狭心症

など様々な病気の要因になるとのこと。
もし、虫歯や歯肉炎があるのなら、すぐに歯科へ行きましょう。

 

歯周病の症状と進行

50代女性の歯の健康 歯周病の進行

歯周病の初期の症状

  • 起きた時に口の中が粘っている
  • 歯磨きをすると歯茎から血が出る
  • 歯の隙間に食べ物が挟まりやすい
  • 歯茎の色が赤いか赤黒い
  • 歯茎がむず痒い
  • 歯茎が腫れているところがある
  • 冷たいものが歯にしみる
  • 口臭がする

どれか当てはまるものがありましたか?
わたしは、歯の隙間にものが挟まることあるなぁ〜。

今はないのですが、40代の頃に八重歯の所の歯茎が腫れて血が出るようになっていました。これはやばいと思って歯科へ定期的に通うようになって治りました。

歯間ブラシも使って、歯磨きもしっかり隅々まで行なっています。

 

歯周病の進行

50代女性の歯の健康 歯周病の進行の図

どのように歯周病が進行していくのかを説明しますね。

最初に歯肉炎から始まり
    ↓
歯周炎へと進行
    ↓
最終的に歯槽膿漏へ

 

*歯肉炎は歯周病の始まり

硬いものを食べたり、ブラッシングをすると歯茎から出血するようになります。

50代女性の歯の健康 歯肉炎の図解

 

*歯周炎に進行すると

歯垢や歯石が溜まって歯周組織が破壊されてきます。

50代女性の歯の健康 重い歯肉炎の図解

 

*歯槽膿漏になると

歯周組織が失われて歯が脱落します。

 

*歯周ポケットの深さによる進行具合

  • 軽度:4mm
  • 中程度:4〜6mm
  • 重度:6mm

 

歯槽膿漏ってとっても怖いですね。
歯がなくなってしまうなんて恐ろしすぎます(汗)

歯肉炎は気づかないうちに進行しています。
出血したり、歯茎が腫れてきた時にはすぐに歯科へ行きましょうね。

 

歯周病にならないために

50代女性の歯の健康 歯科 定期検診のイメージ

歯周病の予防のためにしたいこと

  • 食後の歯磨き
  • フロスや歯間ブラシで歯の隙間の汚れをしっかり除去
  • フッ素入りの歯磨き粉を使う
  • 甘いものを控える
  • 偏りのない食生活で免疫力をあげる
  • 3ヶ月から半年に一度は歯科へ定期検診にいく

あっ、私は毎日甘いもの食べてるわ。
これは危険ですね。
今日から気をつけようと思います。

歯肉の腫れや出血が見られたら速攻で歯科へ。
病原菌が棲めないように歯のクリーニングをしてもらいましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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*ひとみのおすすめ

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歯ブラシはスイス製のクラプロックスのもの!
なんと、この歯ブラシ一つに5460本ものクレーン繊維が使われています。
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強くこすらないように磨くのがコツ。

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50代女性の80%が歯周病!歯周病が原因で認知症?毎日のお口のケアで健康と脳の老化をストップ!

50代更年期女性のひとみです。

今日はお口の健康についてまとめてみたいと思います。

私は、6ヶ月に1度、歯医者さんに行ってお口をみてもらっています。
歯垢や歯石のお掃除をしてもらうと口の中がスッキリ!

虫歯と歯周病のチェックも。
歯の健康は体の健康にも繋がりますからね。

50代女性の8割が歯周病 糖尿病・動脈硬化・認知症 予防歯科

一生付き合っていく歯は大事にしたいですね。

また、更年期になるとお口の乾燥も気になりますね。
ドライマウスは口臭の原因に。

自分ではなかなか気付かない口臭。
私、口臭は大丈夫かなといつも不安になります。

なので、今はNONIOのマウススプレーをポーチに忍ばせています。

気になるときには、シュッとひと吹き。
ガムを噛んで唾液を出すのもいいですよね。

 

歯周病の症状

50代女性の8割が歯周病 糖尿病・動脈硬化・認知症 予防歯科

日本人の30代以上の成人の約8割が歯周病だといわれています。
すごい数ですね。

歯周病は、歯と歯ぐきとの境目にある溝(歯周ポケット)にたまった細菌の塊(デンタルプラーク)が原因で起こる慢性感染性の病気です。

歯周病の初期症状は歯ぐきが赤く腫れるくらいで自覚症状はありません
そのまま放置しておくと歯茎から出血するようになります。

歯周病が更に進行すると、歯がぐらつくようになり、最終的には歯が抜けてしまいます。

歯が抜け落ちるなんて美容にも関係してきますよね。

 

こんな症状があれば歯周病かも。

  • 朝起きたとき、口の中がネバネバする。
  • ブラッシング時に出血する。
  • 口臭が気になる。
  • 歯肉がむずがゆい、歯が浮いた感じがする。
  • 歯肉が赤く腫れている。
  • かたい物が噛みにくい。
  • 歯が長くなったり歯の間に隙間がある

こんな症状があれば今すぐ歯医者さんへ行くことをお勧めします。

 

歯周病は怖い

50代女性の8割が歯周病 糖尿病・動脈硬化・認知症 予防歯科

歯周病になると、弱った粘膜表面の毛細血管に細菌が侵入し全身をかけめぐり色々な病気の原因となります。

歯周病に関係する病気

  • 糖尿病
  • 動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞
  • 認知症

 

*歯周病が糖尿病になぜ関係するの?

50代女性の8割が歯周病 糖尿病・動脈硬化・認知症 予防歯科

歯茎の中で作り出される炎症性の物質が血液によって全身に運ばれ、血糖をコントロールしているインスリンの働きを妨げるからとされています。

 

ーそれはどういうこと?

歯周病を放置していると、悪玉ホルモンにより血糖値が上昇するんですって。

腫れた歯茎は炎症が起きており、出血します。
その状態がずっと続いている状態が「慢性炎症」。

炎症が起こると悪玉ホルモン(炎症性サイトカイン)が生じます。

悪玉ホルモンは、炎症を起こした歯茎から血管内に侵入し、インスリンの働きを阻害するという悪い働きをするんだとか。

悪玉ホルモンによってインスリンの働きを阻害され、血糖値が下がらなくなってしまいます。

結果、高血糖状態が続き糖尿病が悪化するというわけなんですね。

 

ー炎症性サイトカインって何?

細胞から分泌されるタンパク質であり、細胞間相互作用に関与する生理活性物質の総称です。標的細胞にシグナルを伝達し、細胞の増殖、分化、細胞死、機能発現など多様な細胞応答を引き起こすことで知られています。免疫や炎症に関係した分子が多く、各種の増殖因子や増殖抑制因子があります。また、白血球(好中球、単球、マクロファージなど)が傷害箇所に集まるための走化性サイトカインをケモカインといいます。サイトカインにはケモカインを含む炎症性サイトカインと、逆に炎症性サイトカインの産生を抑制する作用をもつ抗炎症性サイトカインがあります。

引用元:サイトカイン研究用語辞典
http://www.kenq.net/dic/110.html

 

歯周病の治療をすると血糖値も改善

歯周病の治療をすることで、血糖値の指数でもあるHbA1Cが0.4~0.7%低下し、糖尿病が改善することがわかっています。

2016年の糖尿病診療ガイドラインに「糖尿病患者への歯周病治療を推奨する」と書かれていました。

糖尿病が歯周病が原因ってことがあるなんて驚きです。
歯の健康は体の健康にも繋がるんですね。

 

*歯周病から動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞になるのはなぜ?

50代女性の8割が歯周病 糖尿病・動脈硬化・認知症 予防歯科

動脈硬化の病巣から5種類の歯周病菌が検出されたとの報告があります。

歯周病の人はそうでない人の2.8倍も脳梗塞になり易いと言われています。

歯周病菌が歯肉から血管内(血液)に侵入すると、その刺激により動脈硬化を誘導する物質が出るんだそう。

 

ーどういうこと?

動脈硬化が起こっている血管に歯周病菌が感染し、血管壁に炎症を起こします。

炎症が悪化すると、血管内にプラークが蓄積し動脈硬化を進行させると考えられています。

 

*歯周病から認知症になるのは?

50代女性の8割が歯周病 糖尿病・動脈硬化・認知症 予防歯科

認知症と歯周病の関係について

2013年に海外の研究において、アルツハイマーの患者さんの脳から歯周病の原因とされる「Pg菌」(ポルフィロモナス・ジンジバリス菌)が見つかったことから関係性があるとされています。

2019年の1月には、米ルイビル大学のヤン・ポテンパ博士らの研究チームが、慢性歯周炎の原因細菌である「Pg菌」(ポルフィロモナス・ジンジバリス菌)がアルツハイマー病患者の脳内で確認された」との研究論文を公開しました。

*オープンアクセスジャーナル「サイエンス・アドバンシーズ」参照

認知症の発症の元となるアミロイドβの脳への蓄積が50代頃から始まり70歳ごろに認知症を発症するというのが一般的だとされています。

 

50代女性の歯周病と健康のまとめ

50代女性の8割が歯周病 糖尿病・動脈硬化・認知症 予防歯科

歯周病、あなたは大丈夫そうですか?

私、実は40代の頃に少し歯茎から出血があったのです。
八重歯があるので、そこの部分がどうしても磨きにくくて炎症を起こしていました。

歯医者さんで定期的に歯石を取ってってもらうようになってから出血しなくなりました。

そのまま放置していたら色々な病気の原因になっていたかもしれないと思うとゾッとします。

50代の今、歯周病の予防をしっかりすることで色々な病気や認知症の発症を予防できるかもしれません。

歯周病を治すことは、脳年齢を若くし、健康寿命を延ばすことに。

今は歯周病になっていなくても、美と健康のためにも定期的に歯科に行くことをお勧めします。

 

50代女性の8割以上が歯周病?!知らないうちに進行する歯槽膿漏。健康な歯茎はピンク色!

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こんにちは、ひとみです。

毎食後の歯磨きしていますか?
私は、朝夕はしっかりしているけれど、昼の歯磨きはサボり気味。

食後30分以内に歯磨きするのがいいらしい。

恐ろしいことに女性の歯槽膿漏の患者数は40代で7〜8割の人がかかっているとか。

それもこれも、ホルモンバランスの影響があるというから見過ごせませんね。

やはり更年期の女性は色々と厄介なことが多いです。

 

歯周病(歯槽膿漏)はどんな症状?

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初期症状は歯茎の腫れや出血がみられるとのこと。

初期症状を放置し病状が進行すると歯がグラグラとして抜け落ちてしまいます

特に痛みなどを伴わないために、知らないうちに病気が進行していくという恐ろしい病気です。

 

歯周病の自覚症状として

  • 朝起きた時に口の中がネバネバする
  • 歯磨きすると出血する
  • 口臭がする
  • 歯肉がむず痒い、痛い、腫れる
  • 硬いものが噛みにくい
  • 歯が長くなってきた
  • 歯の隙間に食べ物が挟まる

などがあります。
当てはまるものがありますか?

 

歯周病になる原因、要因は

  • 歯ぎしり
  • 糖尿病
  • ホルモンバランス
  • ストレス
  • 遺伝
  • 喫煙
  • 肥満
  • 家族間での感染

遺伝とかもあるのね。
家族に歯周病の人がいたら注意しましょう。

 

歯周病の予防はどうする?

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一番大切なのは、お口の中を清潔にすること。

食後の歯磨きは丁寧に隅々までしっかり磨きましょう。

また、定期的に歯科へ行って歯垢、歯石の除去をすることも必須。

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私も40代を過ぎた頃に、歯茎が腫れてきてヤバイ!と思った時期がありました。

ヤバイと思ってから半年に一度、定期的に歯科に行って虫歯ができていないかのチェックと、歯垢と歯石の除去をしてもらっています。

10年ほどしっかりと歯科に行って予防的な治療をしているからか、歯茎からの出血もなくなり、先生にも『綺麗に磨けていますよ!』と言ってもらっています。

虫歯ができてから歯医者へ駆け込むのではなく、半年に一度は歯垢と歯石の除去をしてもらうことをおすすめします!

 

歯周病が怖いわけ

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歯周病になると、色々な病気を引き起こす可能性があると言われています。

歯周病が引き起こす病気

  • 糖尿病(歯周病と相互に関係している)
  • 心臓血管疾患(脳梗塞・心筋梗塞)
  • 誤嚥性肺炎(口腔内の細菌が気管に入る)
  • 骨粗しょう症(研究段階ではありますが相関性が強いとされている)
  • 動脈硬化(動脈硬化が起こったところから歯周病の菌が検出)

などがあげられています。

誤嚥性肺炎は、口腔内の細菌が気管に入り込むことでおこる病気だそうです。
食べ物が間違って気管に入ったというわけではないのですね。

骨粗しょう症も研究段階とはいえ何かしらの関係があるのは更年期の女性には見逃せませんね。

 

50代女性の8割は歯周病のまとめ

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歯周病もホルモンバランスが関係しているということなので、歯磨きをきっちりしていても歯周病にかかりやすいのかもしれません。

  • 食後30分以内の歯磨き
  • 歯磨きは隅々までしっかり
  • 歯間ブラシなどを使って歯の隙間に入った食べカスもしっかり除去する
  • 歯科に行って歯垢や歯石をきちんと除去してもらう

ことで歯周病の予防になります。

私も10年以上半年に一度、予防のために歯科に通っていて実感しています。
お口のお手入れをしっかりして健康で綺麗になりましょうね!

最後まで読んでいただきありがとうございます。