栗の渋皮煮をいつもは重層を使ってアクを抜くのですが、重層なしで作れるとお友達から聞いたので試してみました。
しかし・・・。
重層を使わない方法の方が体にも良さそう〜と思ったのですがタイトルにある通り、失敗しました(汗)
水から栗を入れて沸騰させ「20分煮る」を5回繰り返しました。
5回も煮たらそろそろ渋も抜けたかなと砂糖を入れてくつくつ煮ました。
色はいい感じ。美味しそうに出来たと思ったのですが、味見をしてびっくり!
出来上がった渋皮煮は本当に渋くて渋くて・・・。
時間をかけて作ったのにこのまま食べるのは無理!とガックリ。
で、色々ググったらやっぱり重層なしで失敗したという人が。
やっぱり私だけじゃなかったのねとちょっとだけホッとしました。
『もう一度重層を入れて茹でこぼしてから砂糖を入れて煮ると美味しくなりました』。と書いていた人がいたので、私ももう一度重層を入れて煮直すことにしました。
渋いシロップはもったいないけれど捨てました(涙)
失敗した渋皮煮のリカバリー方法
出来上がった渋皮煮の渋さで舌がビリビリしてあまりに不味すぎで捨てようかと思ったほど。もったいないと思いとどまり煮なおした方法を書いておきますね。
渋皮煮が渋すぎた時に試してみてね。
(リカバリー方法)
渋皮を煮たシロップは残念ながら捨ててしまいましょう。
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翌日冷蔵庫から出して一つ食べてみました。
うゎ〜おいし〜い!
ちゃんと渋が抜けて美味しい渋皮煮が出来てました。
渋いままの栗は食べられないから捨てようかと思ったけど、もう一度煮直して正解でした。すごく美味しい渋皮煮に変身しました!!
重層なしで作っている人もいて上手に渋が抜けて美味しく出来たという人もいるので、多分煮こぼしの回数が少なすぎたのかもしれません。
9回から10回は煮こぼしたほうが良いみたいです。
私は5回しかしなかったのでこれが原因だと思われます。
もし、渋皮煮が渋くて食べられない時にはもう一度煮てみるというのもアリだと思います!
栗の栄養価
栗は「栗の能、腎補うて気をば増し、胃腸腰脚骨を強うす」と昔から言われています。
中医栄養学では、脳の働きを良くし、胃腸を温めて丈夫にし、腎の機能を高めて骨や筋肉を強くするなどの効能があり体力のない人などにオススメの食材とされます。
栗は渋皮ごと食べるといいこといっぱい。
*渋皮に含まれるポリフェノールのタンニン
タンニンは抗酸化作用がとても強くガン、動脈硬化の予防に効果があるとのこと。
タンニンが活性酸素の働きを抑えて、老化防止にも。
コレステロールや血糖値をコントロールする効果も期待できます。
*栗の実に含まれるビタミンCとビタミンB1
栗の実はビタミンCやビタミンB1がとても多く含まれています。
ビタミンCは美肌の味方ですし、ビタミンB1は糖質の代謝に深く関わっているので甘いものが好きな人は必須ビタミンですね!
栗にビタミンCが多いのは意外でした。
栗の渋皮煮失敗のまとめ
私の経験から。
渋皮煮は重層を入れたほうが渋が抜けて美味しくできました。
もしも栗の渋皮煮が渋くて渋くて食べられない時にはもう一度煮直してしまいましょう。お砂糖がちょっと勿体無いけど、煮直した渋皮煮はとても美味しくなりました。
栗は栄養価が高く抗酸化作用があるので老化防止にオススメの食材です。
コレステロール値が高くなる更年期。
栗は美味しいしたくさん食べたいなと思いました。
今日はこの辺で。
お役に立てれば嬉しいです。