真夏のUVケア。紫外線がシワ・シミ・たるみをつくる。紫外線のことを知って賢く美白しましょう。

50代女性 日焼けケア 紫外線UVA・UVB 美白

50代更年期女性のひとみです。

梅雨、ジメジメして嫌ですね。
でも、1つ嬉しいのは雨の日は紫外線が少ないこと。
例外として、曇りなのに日が射している場合は地面で反射された紫外線の一部が散乱光となるため紫外線量が増えます。

オゾン層の破壊で、紫外線のUVBが地上に降り注ぐ量が増えていることはテレビなどでもよく言われていますので皆さんもよく知っていることと思います。

オゾン層は、紫外線UVCを吸収し、生き物にとって有害紫外線であるUVBの地上への到達量を調整するという役目をしています。

オゾン層が1%減少すると、2%の紫外線のUVBが増えるとされています。
怖いですね。

私たちが生きていくために、オゾン層はなくてなならないのです。
1980年代に急激に減少したオゾン層の減少は、色々な取り組みにより現在は横ばい傾向です。

1980年頃のオゾン層に戻るには2060年頃と、今から40年ほどかかると推測されています。

オゾン層の破壊をとめなくては人類や地球の生き物全ての未来はありません。

50代女性 日焼けケア 紫外線UVA・UVB オゾン層破壊

面白い統計があるので書いておきますね。

日本は東西に長い形をしていますから、北に住む人と南に住む人では太陽の紫外線量も1.5〜2倍近く違っているんですね。

秋田美人と言いますが、60歳の頃には秋田の人は、シミで20歳、シワでは6歳も鹿児島の人よりも若いという統計結果がありました。

肌老化の原因の65%が光老化と言われます。
紫外線からいかに身を守るかが美肌の鍵。

では、紫外線のことを少しまとめてみますね。

 

紫外線UVAと紫外線UVBの違い

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紫外線UVA

 

紫外線UVAは、真皮まで届き肌を黒くさせる日焼けを起こします。
真皮に届く紫外線はコラーゲンを変性・劣化させてお肌の弾力をなくします。

弾力のなくなったお肌は・・・
たるみ・シワができるというわけです。

紫外線のUVAは冬でも夏の半分くらいは地上に届いています。
冬もしっかりとUVケアを忘れずにしなくては肌の老化が知らず知らずのうちに進んでしまいます。

肌老化の7割は紫外線UVAの蓄積だとされていますよ。

 

紫外線UVB

 

紫外線UVBは真皮までは到達せず、表皮に赤い日焼けを起こさせシミをつくります。

皮膚ガンや白内障を発症させる厄介な紫外線UVB
紫外線UVBは免疫機能も低下させます。

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紫外線のUVAとUVBの割合は、UVAは97%、UVBは3%。

えっ?そうなのと思いました?
私、紫外線のUVBはたったの3%なの?と。

その少ない紫外線のUVBがお肌に与える影響がとても大きいということ。

 

紫外線のUVBが一番多く地上に降り注ぐのは

1日では、朝の10時から13時ごろ
1年で通してみてみると、5月から8月に50%を占めます。

8月は紫外線UVBがとても多いので注意です。
4月、9月も真夏に比べると少ないですが紫外線UVBは降り注いでいます。
しっかり紫外線対策をしましょう。

紫外線UVB、冬は5分の1ほどしか地上に届いていません。

 

お天気と紫外線の関係

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紫外線が多いのはやはり快晴の日です。
快晴の日を100%としてお天気による割合をみてみましょう。

紫外線の量

  • 快晴:100%
  • 晴れ:90%〜110%
  • 薄曇り:85〜105%
  • くもり:58〜80%
  • 雨:30〜50%

あれ?って思いましたね。
快晴よりも晴れや曇りの日の方が多いやん!って。

曇りの日は雲の状態によって紫外線量がググっと増えたりする場合があるそうです。
雲の状態で紫外線の振れ幅が大きくなるので曇りの日もしっかりとUV対策をしましょう。

 

紫外線は地面で反射され再び地上へ

紫外線の一部が地面で反射され上空へと向かい、大気中の空気分子やエーロゾル粒子などに散乱されて再び地上へと降り注ぎます。

反射率をみてみると・・・

  • 新雪:80%
  • 砂浜:10〜25%
  • アスファルト:10%
  • 水面:10〜20%
  • 草地・土:10%以下

となっており、このような条件下で反射されることで、紫外線量がとても多くなります。

雪など白いものの方が反射率が高いです。
日焼けならぬ「雪焼け」ですね。

日傘や帽子だけでは紫外線は防ぎきれないということがわかりました。
地面からの紫外線もしっかりと防御しましょう。

 

日焼け止めはどう選ぶ?

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活動に合わせて日焼け止めを塗りましょう。

*日中にスポーツや海水浴など屋外活動する人は、
SPF50のPA+++のものをを使うようにしましょう。

*日中の買い物程度の外出ならば、
SPF20~30のPA++くらいのもので十分です。

*お散歩やお庭の草取りなど軽い外出ならば、
SPF10~20のPA+くらいで大丈夫だとされています。

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日焼け止めの塗り方は容量を守ってしっかり厚めにつけないと効果が半減します。
特に頬骨のあたりはしっかりと塗りましょう。

ファンデーションも紫外線カット効果のものを重ねてつけるとさらに安心です。

 

肌タイプ別の日焼け止めの選び方

 

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あなたは、日焼けした時に赤くなるタイプですか?
それとも赤くならずに黒くなってしまいますか?

私は、赤くならずに黒くなってしまいます。
すぐに真っ黒け。子供の頃はかなり肌が黒くて「あなた何人」と聞かれるほどでした。
日焼けも人それぞれ、焼け方が違うんですね。

 

あなたはどのタイプ?
太陽光を浴びたあと・・・

●すぐに真っ赤になるが1週間もすると黒くならずに元に戻る人。

すぐ真っ赤になる人は紫外線に対してとても敏感な肌なので、紫外線を防ぐ効果の強いものを選ばなければいけません。

すぐに黒くなる人に比べ、このタイプの人はDNAの傷が3〜5倍つくといわれています。

  • 屋外スポーツ・レジャー:SPF50PA+++
  • 日常的外出      :SPF30PA+++

 

●ちょっと赤くなり、肌が少し黒くなる人。

ちょっと赤くなって、少し黒くなる人は日本人に一番多い肌タイプ。

  • 屋外スポーツ・レジャー:SPF30PA+++
  • 日常的外出      :SPF20PA++

 

●ほとんど赤くならずにすぐに肌が黒くなる人。

反対に黒くなるという人は、紫外線に強いタイプなので指数が低めのものでも良いとされています。

  • 屋外スポーツ・レジャー:SPF20PA++
  • 日常的外出      :SPF10PA+

(馬野詠子著。正しい美肌スキンケアより)

 

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日焼け止めは汗などをかいたり、時間が経つと効果がなくなります。
こまめに塗り直しましょう。

もし日焼けして赤くなってしまったら、氷や冷水で熱が取れるまでしっかり冷やします。火傷と同じように処置しましょう。

ほてりがおさまり肌の状態が落ち着いてから、しっかりと化粧水などで保湿しましょう。

紫外線情報は気象庁のホームページに詳しく書かれています。
毎日の紫外線量をチェックできますよ!

 

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